腹腔鏡による子宮筋腫を切除する手術のレポートです。
手術前に3回診察を受けました。
今回は、初回の診察の時の様子をレポートします。
初診
初診の時の持ち物
近所の婦人科からもらった、紹介状と予約票を持っていきました。
大きな病院の受付は時間がかかる
まずは受付に並んで、問診票を書きました。
その後、診察券を作るとのことで待っていたのですが、ここですごく待たされました。
診察券を貰ったら、婦人科へ移動。ここでもまた問診票です。先ほどよりも、より詳しい内容です。
診察の30分前に着くようにとの指示を守っていたのですが、この時点で30分は経過し、診察開始時間を過ぎています。
さすが大きな病院…とにかく時間がかかる
初回診察の様子
近所の病院からデータが引き継がれているのか、内診は無かったです。
まずは、手術のデメリットついて説明をしてくれました。
術後3ヶ月は妊娠を控えなければならない
3ヶ月で良いの?
不妊治療クリニックの先生に、妊娠できない期間は「主治医の先生の判断となるが、『半年』くらい」と聞いていました。
ただし、3ヶ月というのは最短の場合で、術後の経過によってはもっと長い期間、妊娠不可となることもあるそうです。
出産する場合、帝王切開になる
子宮破裂のリスクがあり、帝王切開になるそうです。これは仕方ないかなと思います。
次に、手術日を決定してくれました。
私の希望は、とにかくできるだけ早い日、です。
では、1か月半後の〇月〇日でどうですか?
そんなに早く!?ありがたいです!
近所の婦人科で話したときは2ヶ月と聞いていたので、さらに早いです。
元々は3ヶ月以上を覚悟していたので、本当に、なるべく早く手術できるようにしてくださった先生には感謝です。
入院についての説明
入院は5日間となる予定です。
1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 |
---|---|---|---|---|
手術前日 | 手術 | 療養 | 療養 | 退院 |
最短で5日間ですが、術後の状態によってはもっと長くなることもあります。
退院後は1~2週間の自宅療養が必要とのことです。
この時は、コロナ感染症の関係で、付き添い・面会はNGでした。
手術当日の付き添いもNGで、説明の為に診察の時に一度、家族に来てもらうとのことでした。
家族は基本的に入院病棟に入れないんだね…。
手術までに飲む薬の説明
手術まで、レルミナ錠という薬を飲みます。
生理を止めて、できるだけ筋腫を小さくする薬。
筋腫はホルモンの影響を受けるため、ホルモンが出なくなると小さくなっていく。
つまり、身体を更年期の状態にします。
この薬の副作用として、更年期障害のような症状がでることがあります。
ホットフラッシュという発汗が起きたり、イライラしたり、気分が落ちこんだりすることがあるそうです。
MRIを撮る
手術に向けてMRIを取る必要があり、良ければ今日どうですか?と提案して下さいました。
何度も来るの、大変でしょうから。
私は遠くから着ているので、このような配慮は助かりました。
診察後の空いている時間に予約してくれました。
MRI撮影
身体を輪切りにしたみたいな画像を撮ることができる機械です。
MRIが苦手です
私は閉所が少し苦手なので、MRIは正直恐いです。
痛くもかゆくもないので、たいていの方にはなんて事の無い検査だと思います。
ただ、閉所が苦手な人にとっては、けっこうシンドイ検査です。
私は、10年ほど前に一度体験したことがあります。
当時は、ひたすら緊急停止ボタンを握りしめて耐えました。
その時の部位は頭で、頭が奥になるように入れられました。
MRIの内部はとても狭かった記憶があります。(怖かった記憶のせいでそう感じたのかもしれません)
MRIを撮る準備をする
まず、検査着に着替えます。金属は付けられないので、下着やアクセサリー類はすべて外します。
説明の書類に、コンタクトはダメと書いてあったので焦りましたが、カラーコンタクトではない場合は大丈夫だそうです。
閉所は苦手ですか?
緊急停止ボタンを握らせてもらえば、何とかなると思います…!
いざMRIの部屋へ
着替えが終わって少し待った後、MRIの部屋へ案内されました。
ベッドに上がって、お腹をベルトで固定されます。手は自由に動かせましたが、邪魔にならない場所に置くように言われます。
聞こえる音を軽減するため、頭にヘッドホンを付けます。
手足が固定されてないのは、ちょっと安心。
今回は足が奥になるように、入れてもらえました。頭が出口側にあると、圧迫感がだいぶ違います。
また、前よりも天井が高くなっている気がしました。
MRIも進化しているのでしょうか…。
ぜひ、所要時間が短くなるように、さらに進化してもらえると嬉しいです。
MRI撮影開始
始まると音が凄くて、耐えられるか心配になりました。
不安をまぎらわすため、いざというときの脱出方法などを考えていました。
ベッドの横の部分は下に降りられそうだったので、「お腹のベルトをはずせば、立って帰れるかも…?」など。
とにかく自力で出口まで行けると思えば、安心感が増してきます。
いざというときは、ボタンを押せばいいんだけどね。
時間が15分~30分と長いので、住みたい家の間取りを考えたり、とにかく楽しい事を妄想して耐えきりました。
途中、呼吸について指示される
途中、「息を吸って~」「吐いて~」「止めて!」と指示されます。
MRIが始まって最初の方で行われ、その後は指示が無かったので油断していたのですが、途中にもう一回ありました。
息を吐いた後に止める時間が、とっても長いです。
これ、ちゃんとできる人いるの!?
「止めて」と言われている間に、耐えられずに息を吸っちゃってましたが、特に何か言われたりはしませんでした。
次回診察
次回診察は10日後です。
MRIの結果を見せていただき、治療方針をお聞きします。
お腹の中、どうなってるかな…