腹腔鏡による子宮筋腫を切除する手術のレポートです。
ついに入院です。
5日間の入院のうち、今回は2日目の手術当日をレポートします。
スケジュール
入院2日目のスケジュールはこのような感じでした。
時刻 | |
---|---|
03:00 | 眠れない・・・ |
05:40 | 目が覚める、起床 |
06:40 | 看護師さんが来る 体温、血圧測定 手術着に着替える |
06:59 | 最後の水を飲む |
08:20 | 点滴 |
08:55 | 手術室に移動 手術室のゾーンの前で、透明なキャップを被る 手術室に到着 手術 |
12:30 | 手術室に戻って来ている 管などが体についている この時点で、寝返りが打てる |
13:48 | いつの間にかウトウトしてて起きる |
13:55 | 自己血の点滴をはずす 鼻の酸素も外す |
15:35 | 水を飲む 肩が筋肉痛のような感じ |
18:20 | 肩用に湯たんぽをもらう |
21:30 | 消灯して寝る 夜中も点滴交換などで看護師さんが何度も来る |
起床
手術前日の夜は、全然眠れませんでした。結局2時間半くらいしか寝ていないと思います。
緊張していたのもありますが、暑かったです。可能ならタオルケットを持ってくると良かったなぁと思いました。
5時40分に、目がバチッと覚めました。
昨日の下剤の影響で、夜中からかなりお腹がモヤモヤしていました。
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手術への緊張も合わさって、朝は何度もトイレに行ったよ
7時までは水が飲めるので、それまではちょくちょく飲んでいました。
看護師さんが来る
6時40分、看護師さんが来ました。
血圧と体温を測りました。
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このあと、手術着に着替えてくださいね。
着圧ソックスの履き方はわかりますか?
![ちなのアイコン画像](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2020/08/cropped-s512_f_object_105_0.png)
いえ、わかりません
着圧ソックスというのは、血栓を予防するための靴下です。履き方を口頭で教わりました。
看護師さんが退出後、手術着に着替え、着圧ソックスを履きました。
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着圧ソックスは、つま先側の裏に穴が開いている、不思議な靴下です。
![](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/09/20210713_065444314-576x1024.jpg)
青い部分をかかとに合わせます。
思ったよりはギュウギュウではありませんでした。
点滴開始
![](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/09/20210713_085226697-576x1024.jpg)
8時20分、看護師さんが再び来て、点滴を開始しました。
手術室の配置の関係で、点滴をうつのは左腕と決まっていました。
以前献血の時に、左側からの採血がうまくいかなかったことがあるのですが、難なく点滴を一発で決めてくれました。
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いよいよ手術って感じ…。
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手術後は、ツラい症状が出たとしても、必ず私たちが対応しますからね、大丈夫!
ベテランの看護師さんが、勇気づけてくれました。
なにげない会話ですが、少し緊張がほぐれました。
「つらかったらナースコールを押せば、どうにかしてくれるに違いない!」、そう思えました。
手術室に移動
8時55分頃、看護師さんと一緒に手術室に移動します。
点滴を持ちながら慎重に歩きます。
関係者専用のエレベーターに乗って下へ。他の階からも手術患者さんと思われる方々が乗ってきます。
歩いている方はみんな点滴のバーを持っていますし、ベッドごと移動している方も見ました。
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朝イチだから、みんなこの時間なのね!
同じ時間に頑張る人、こんなに居るんだ…。
この病院はAとBの2つの棟に分かれていますが、私はどうやら今いる棟とは逆の棟の手術室らしく、私だけ途中でエレベーターを降りてさらに歩きます。
とにかく迷宮みたいなところを進んでいきます。
手術室の前までたどり着くと、頭にビニールのキャップを被りました。
手術室に到着
手術室だと思った場所の中に、たくさんの手術室がずらっと並んでいました。
そのうちの1つに入ります。
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おおっ、思ったよりたくさん人が居る!
とても大きなモニターが2つくらいあり、その前に2人の先生がいます。
その手前には複数人の方が集まっています。
機械も色々あって、なんだかハイテクな感じです。
手術室に入って、人が集まっているところに案内されると、まずは手首のバーコードをスキャンされます。
さらに、名前と生年月日を確認され、手術内容も聞かれます。
![のアイコン画像](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/07/nurse_guide_left_hand-e1627264729861.png)
今回はどのような手術を受けるか、言えますか?
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子宮筋腫を腹腔鏡で取ってもらいます。
その場にいる方々全員が自己紹介をしてくれます。女性が3人くらいです。
教えてくれたのは名前だけですが、恐らく1人は麻酔科医の先生、残りは看護師さんだったのかなと思います。
モニターの前にいた先生方も近寄ってきて、挨拶してくれました。
片方は主治医の先生、もう片方は恐らく助手の先生だと思います。
![主治医のアイコン画像](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/07/isya-e1626834345166.png)
〇〇でーす。
![ちなのアイコン画像](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2020/08/cropped-s512_f_object_105_0.png)
あー〇〇先生!よろしくお願いします!
自分で台に上がります。手術台はけっこう小さいです。
麻酔科医の先生が、フレンドリーに話しかけてきてくれました。
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昨日は眠れました?
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いやー全然眠れなくて…
その間、周りでは色々なにかが行われています。
多分、脈をはかるもの等を身体に付けられたりしていたと思います。その流れで酸素マスクを付けられようとしていました。
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酸素マスク付けますー。
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Zzz…
酸素マスクをした直後から、記憶がありません。
「今から麻酔が入る」という心の準備とか一切なくて、あっさり寝ちゃいました。
色んなブログを読むと、手術室で硬膜外麻酔というものを背中から入れる場合もあるみたいですが、今回は使われませんでした。
手術後
起きた時の記憶がありません。
こういうのって、だいたい名前を呼ばれて起こされるイメージなのですが、どうなんでしょう?
もしかしたら、起こしてもらったけど記憶がないのかもしれません。
12時30分には病室に戻ってきていました。私の記憶はここからです。
身体に色々と付いています。
この状態で寝返りをうってみたのですが、簡単に寝返りができました。
身体に付いていたもの
![](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/10/20211001_02.jpg)
右指の先に、何かが巻かれていました。脈拍計だと思います。
![](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/10/20211001_01.jpg)
胸の3箇所に貼られていました。心電図かなぁと思います。
![](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/10/20211001_03-1.jpg)
脈拍計と心電図は、この箱につながっています。
この箱はベッドの上に置いてあります。寝返りするときに邪魔になって、たびたび移動させていました。
![](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/10/20211001_06.jpg)
左腕に点滴×2です。手術前にした点滴の他に、自己血の点滴が追加されていました。
![](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/10/20211001_05.jpg)
点滴からは、メッシュの白い袋とピンク色のボタンがつながっていて、ベッドの上に置いてあります。
白い袋の中に、透明な瓶が入っていて、中身は麻酔です。
ピンクのボタンを押すと、自分で点滴に追加できるようになっていました。
![](https://tinapedia.com/wp-content/uploads/2021/10/20211001_07.jpg)
足首にフットポンプがつながれていました。
ずっとマッサージされるなんて辛そう、と思っていたのですが、私は全然気になりませんでした。
この他、画像はありませんが、鼻の下に酸素と、尿道からカテーテルがつながっています。
目覚めた後の私の体調
吐き気もなく、痛みも強くありませんでした。
少しお腹が痛いですが、しんどくないレベル。
喉もそんなにカラカラでもなくて、ツラいって感じではなかったです。
思っていたよりも、だんぜん余裕!
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同じ手術の色んなブログなどを読んだけど、術後としては私が一番元気なのでは…
寝返りがすぐにはできない方が多いみたいなのですが、私はすぐに寝返りを打てました。
テレビ台に手を伸ばして、掛けておいた手提げからスマホを自力で取っていじっていました。
その後はいつの間にかウトウトしていて、13時48分にはっきり起きました。
酸素をはずす
13時55分、看護師さんが酸素をはずしに来ました。
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酸素…?
鼻の下に酸素の管がついていたのですが、全く気づいていませんでした。
ぼーっとしていたのかもしれませんが、違和感を感じなかったのは確かです。
この時、自己血の点滴も外してもらいました。
自己血が刺さっていたのも気付いてなかったです。鈍感なのかもしれません…。
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自己血…?ほんとだ、点滴増えてる…。
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点滴が増えてるのに気づいてなかったということは、上手な刺し方をしてもらったのかもしれませんね笑
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そんなにたくさんの出血が…?
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あっ、でも、出血は少なかったみたいですよ。
出血が少なかったのなら、なぜ自己血を戻したんだろう…と不思議でした。
自己血をはずし終わったら、看護師さんがベッドのリクライニングを起こしてくれました。
このあとは、上半身を起こしてベッドにもたれながら、スマホを片手にひたすらのんびりします。
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手術直後とは思えない…!
フットポンプがつながっているので、ベッドから離れることができないのが残念でした。
水を飲む
15時35分、水を飲む許可が降りました。
看護師さんに冷蔵庫から水を取ってもらって、飲みます。
やっぱり美味しかったです!
このころから、肩が筋肉痛みたいに痛み始めました。
夕方以降
18時20分、夜の看護師さんが来てくれて、「どうですか~」と状態を聞かれました。
肩の筋肉痛について話すと、湯たんぽで軽減する場合があるとのことでお願いしてみました。
この時、湯たんぽを提案してくださった看護師さんには感謝しています。
ちょっと楽になるので、この時から、入院中ずっと湯たんぽを使ってました。
21時30分に消灯しました。
ただ、点滴を変えたり、私が動いて心電図が剝がれてしまったりと、看護師さんが2時間に1回くらいのペースでやってきます。
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断続的だったけど、初日よりは眠れたよ