腹腔鏡による子宮筋腫を切除する手術のレポートです。
手術前に3回診察を受けました。
今回は、2回目の診察の時の様子をレポートします。
MRIの結果
MRIで撮った画像を、私にも見せながら説明してもらいました。
先生が以前おっしゃっていた通り、子宮が大きくなっているのが私にもわかりました。
子宮の真ん中に線が入っていて、本来は線の両側が同じ大きさになるはずが、お腹側がかなり大きくなっていました。
MRIで見ると、子宮が大きくなっているのがはっきりわかりますね~。
やはり筋腫は取った方が良いと思いますね。
ということで、改めて腹腔鏡で子宮筋腫を取る手術を行ってもらう事にしました。
卵巣に異常…?
MRIの結果に、検査技師の方からの所見が付いているみたいです。
卵巣が白く映ってるんだそうです。
卵巣に腫瘍があったりすると、こんな風に映るそうです。
卵巣に異常が…!?
ただし、通常の生理でもこのように映ることがあるんです。
MRIを撮影した時、ちょうど生理中でした。
先生がおっしゃるには、前に内診したときには異常は見つからず、その後こんな短期間でできるとは考えにくい、と。
手術の時に様子を見て、何かあったら一緒に取っちゃいますから、そんなに心配しなくても大丈夫ですよ
術前検査
手術に耐えられる身体なのか、確認する検査です。
血液検査
肝炎などの病気にかかっていないか、確認する検査です。
不妊治療のクリニックでも同様の検査を行っていたので、結果を持ってきていたのですが、それは不要でした。
数か月経ってしまうと、また罹患している可能性があるので、改めて検査が必要だそうです。
血液を7本も取られたよ…。
レントゲン
検査着に着替えて、四角い大きい箱に抱き着くような体制で撮影。
一回撮影したら、すぐ終わりました。
心電図
寝た状態で胸に電極をつけられて、少しの間だけじっとしている検査です。
少しの間、寝っころがって待っていればすぐ終わります。
つらい検査は一つもなかったです。
入院の説明
先生からの手術に関する説明が次回診察なのですが、今回は先に入院についての説明を受けました。
入院は1ヶ月以上先ですし、まだ覚悟ができていなかったので、「もう説明されるの!?」と驚きました。
「婦人科」と「入院案内」の2か所で説明を受けました。
①婦人科での入院説明
タブレットを自分でスライドしながら、内容を読みました。
婦人科手術に必要なことが書かれています。
プリントを1枚貰ったのですが、同じ内容が書かれていました。
【当日必要なもの】
- かんたんT字帯
- ナプキン
- 深めのショーツ
- 同意書・承諾書(手術・麻酔・血液製剤)
- パジャマ
- 大判のバスタオルまたはタオルケット(術後の掛物の調節に使用することがあります 必要な方のみ)
- ストロー付きコップまたはペットボトルストロー
- 内服中の薬・お薬手帳
「かんたんT字帯」という見慣れないものがありますが、「T字帯」というのは、ふんどしみたいな下着です。
病院の売店で買えました。
「大判のバスタオルまたはタオルケット」は、布団が暑い場合に使うみたいです。
「ストロー付きコップまたはペットボトルストロー」は、寝ながら飲み物を飲むのに便利です。
手術当日に付けてはいけないものがあります。
- マニキュア・ジェルネイル
- 貴金属類
- コンタクトレンズ
- エクステ
手術当日以外の日は付けてOKでしたので、私は当日のみ眼鏡で、それ以外の入院中はコンタクトレンズを付けていました。
②入院案内での入院説明
婦人科に限らず、病院全体での注意事項や必要な事についてです。
病院1階フロアの「入院案内」という部門で説明されました。
入院の際の注意事項について
この時期はコロナウィルスがはやっている時期なので、面会禁止の旨を伝えられました。
また、入院時は予定時刻の10分前には来るように、とのこと。
部屋の希望
部屋の説明を受けました。個室が数種類と、大部屋があります。
私が入院する病院は、婦人科の病棟は全て個室で、「1日 11,000円」の差額代がかかります。
差額代無しの大部屋希望の場合は別の病棟に割り振られるそうです。
え?今決めるの…?
この場で決めなければならなくて少し焦りましたが、「大部屋で良いや~」と大部屋希望としました。
入院時に必要なもの
入院の際に持参するものが書かれたパンフレットを貰いました。
【当日の手続きに必要な物】
- 健康保険証
- 診察券
- 印鑑
- 退院証明書(3ヶ月以内に他の医療機関へご入院された方)
- 入院の申込書(入院申込書兼支払等に関する誓約書)
- テレビ等の申込書(申し込む場合のみ)
- 差額ベッド代の支払い同意書(申し込む場合のみ)
【入院生活に必要な物】
- 普段飲んでいるお薬
- お薬手帳
- パジャマ・タオル・バスタオル・オムツ(レンタル有)
- 下着
- 室内履き(かかとの覆われた履き慣れた物)
- 日用品(ティッシュペーパー・歯ブラシ・コップ・ボディーソープ・シャンプーなど)
- 電気カミソリ
- イヤホン(大部屋でテレビを契約される場合)
- 入れ歯・入れ歯ケース
- マスク
婦人科で説明されたものと被っているものもあります。
基本的に病室には何もないので、ティッシュペーパーなども自分で持っていく必要があります。
パジャマやタオルのレンタルを利用するか聞かれ、利用すると答えると用紙をくれました。
レンタルについてはこの場で申し込まず、当日に申込用紙を持参すればOKでした。
提出書類について
私の住所や、連絡先の住所氏名、保証人などを記載する書類を渡されました。
入院当日に書いたものを持参します。
また、「限度額適用認定証」が必要な場合は取得しておくように勧められました。
必要でしたら取っておいてくださいね。
限度額適用認定証?
限度額適用認定証とは
限度額適用認定証を提示しなかった場合
いったん、病院で治療費の全額を支払う必要があります。
後から限度額を超えた分が返ってくるので、
最終的に支払う金額は、「限度額適用認定証」を提示した時と同じです。
限度額適用認定証を提示した場合
病院で支払う時点で、限度額までとなります。
高額のお金を用意しなくてもOKということですね。
限度額適用認定証の申請
国民健康保険の場合は、市区町村の役所に申請します。
それ以外の健康保険の場合は、加入している健康保険組合に申請します。
申請方法は、それぞれの健康保険組合で異なります。
私はオンラインのサイトから申請することができました。
扶養に入っている場合は、扶養者の健康保険で申請できます。
限度額適用認定証の有効期限
有効期限は半年間あります。
入院が決まったらすぐに申請しておいて大丈夫ですね。
私の場合は早めに申請していた上、申請後すぐに速達で送られてきたのでかなり余裕がありました。
次回診察
次回診察は2週間後です。
次回診察に家族に同伴してもらい、主治医から手術の説明を受けます。
腹腔鏡手術について、詳しく説明してもらうよ