腹腔鏡による子宮筋腫を切除する手術のレポートです。
今回は、自己血を採血した時の様子をレポートします。
自己血とは
手術で出血が多くて輸血が必要となった時のために、あらかじめ自分の血を貯めておきます。
自分の血ならアナフィラキシーショックが起こることがありません。
手術の内容によっては、複数回採って貯めておくようですが、私の場合は400mlの貯血を1回だけとなりました。
私の不安
私は400ml献血で、血圧が下がって体調が悪くなり中止したことがあります。
1度も採れたことが無いので、今回も具合が悪くなるのではと心配でした。
ダメだった場合は、自己血無しで手術できますから、大丈夫ですよ。
自己血が採れなかった場合、輸血が必要になると、どなたかが献血して下さった血を使ってしまうことになります。
できるだけ自分で用意したいと思っているので、どうにか成功して欲しいです。
自己血の採血当日
事前に説明された話では、スポーツドリンク2本のうち、1本は採血までに飲んでおく必要があります。
私は病院に来る途中から飲み始め、診察待ちの間に飲み切りました。
でも、先生も看護師さんも、飲んだかどうかを特に気にしてる様子はなかったよ。
「絶対500mlを飲まなきゃいけない!」って感じではありませんでしたが、具合が悪くならないためにも、きちんと飲んでおきました。
検査用の採血
自己血を採る前に、検査用に少量の血を取ります。
大きな病院なので、採血は専用のブースがあります。
ちなみに、私の腕の血管なのですが、右腕の血管が血液を取りやすい位置にあり、左腕の血管は血がとりにくいです。
いつもの癖でいったん右腕を出したのですが、右で自己血を採る方が良いはずなので、左腕に変えました。
右腕の方が取りやすそうですね~。
えっと、、このあと自己血をとるんです!
あ、それなら、右は残しておきましょう~。
大きな病院だからなのか、採血ブースでは、採血をする理由はわからないのかもしれませんね…。
自己血採血の前は、一番取りやすい血管は残すように、自分でも気を付けなければならないなーと思いました。
先生の診察
いつもの先生による診察です。
血液検査の結果、自己血をとるのに問題が無いか、医師が判断します。
まったく問題ないですね!
昨年の健康診断で「鉄」が不足していたのですが、「鉄」も問題ありませんでした。
ただ、今回の採血の影響で、また鉄が不足することが考えられるので、今後のために鉄を処方してくれました。
いざ、貯血へ
貯血は、専用の場所で行います。
ベッドがずらりと並んでいる空間でした。
献血の場合は、背もたれが下がる椅子だと思いますが、自己血の採血は完全にベッドでした。
優しげな看護師さんに、不安な事を伝えます。
献血で具合が悪くなって中止したことがあるんです…。
先生にお話ししておきますね~。
自己血の採血の針を刺すのは、看護師さんではなく医師でした。
看護師さんの話と、採血検査の結果を見ながら、優しくお話ししてくれました。
では、様子を見ながらやりましょうね。
でも、とっても良い血ですよ!
血を褒められたのは、生まれて初めてです!
採血開始
ベッドに寝た状態で、採血が行われました。
機械が勝手に血を抜いてくれます。
看護師さんが近くにいて、様子を見ていてくれました。
これまでに「どうにか血圧が下がるのを防止できないか」、色々と調べていたのですが、「血圧が下がるのを予防するには、足を動かすと良い」というのを読んだことがあり、実践してみました。
足先をひたすら前後に動かしてみました。
効果はあったのか…?
10分くらいで、無事に完了しました。
終了後
5分間安静にして、終了しました。
え!?5分で良いの?
水分補給を気を付けて、行って下さいね~。
割とあっさり終了です。
持ってきたスポーツドリンクを飲みながら帰りました。
何事もなく採血できたのが嬉しくて、服のセールなどを見回って帰ったのですが、帰りの電車で具合が悪くなりました。
採血後はあまり動き回らずに、おとなしく帰るべきですよね。反省です。
次回
次回、入院です。
もうすぐ、入院…!
なんだかんだで、初心からあっという間です。
無事に終わるか、この頃はすごく心配でたまりませんでした。