個人事業主の場合、毎年確定申告を行わなければなりませんよね。
私は個人事業主になりたての主婦です。
なにから行えばよいのか、全くわからない状態で個人事業主になりました。
こんな私でも確定申告ができるのか、実録したいと思います。
- 初めて確定申告をするので、不安。
- とりあえず、何をすればよいか、わからない。
やらなければいけないこと
開業後に1回だけ行うことと、毎年行うことがあります。
私が実際に行ったことを書いていきます。
開業後に最初に行う事
やらなくてはいけないことを、先にまとめてみるよ
青色申告をするのに最低限必要な書類は「開業届」と「青色申告承認申請書」です。
そして、遅くとも確定申告までは会計ソフトを選ぶ必要があります。
【ステップ1と2】開業届と青色申告承認申告書を出す
税務署に行く
開業届は税務署に出さなければなりません。
私は2020年の1月に開業届を出しに、税務署まで行きました。
私は作業場所と自宅が同じなので悩みませんでしたが、自宅と別に事務所を持っている方は「どっちの税務署に出せばよいの?」と疑問に思うかもしれません。
納税地は、開業届に記載する項目で、住所地や事業所等などから選択します。
私は住所地を選択する予定なので、住所地を管轄している税務署に行きました。
緊張しながら税務署まで行き、「開業届と青色申告承認申告書を書きたい」と受付で伝えると、開業届と青色申告承認申告書の用紙をくれました。
開業届は、同じ紙2枚の間にカーボン紙を挟まれた状態で、渡されました。
カーボン紙って伝わりますか?
紙と紙の間に挟む、ペラペラの黒い紙で、上の紙に書いたものを下の紙に複写するときに使うものです。
カーボン紙を見るのなんて、いつぶりでしょう!?
なかなか古典的だなぁと思いました。
①開業届を書く
文字通り、開業したことを宣言する書類です。
本人の氏名住所や、職業、開業している場所などを書く書類です。
税務署には記入する台があり、ボールペンが備え付けられています。
税務署のボールペンをお借りし、その場で記入しました。
ここで少しだけ問題が…
開業届は書式が改訂されることがあります。
少し焦りましたが、記入することができました。
開業届は、開業から1か月以内に提出すること、となっています。
遅れても罰則などはありませんが、早く出すに越したことはないと思います。
もし、開業届を自分で書くのが不安でしたら、以下のような無料で使えるツールもありますので、使ってみて下さい。
②青色申告承認申告書を書く
青色承認申請も提出することで、青色申告特別控除が受けられるようになります。
青色申告特別控除が行われると、所得から65万円を引いてくれた金額に、税金がかかるのでお得です。
開業届を提出した後、2か月以内に出さなければなりません。
2か月を過ぎてしまうと、その年は、青色申告特別控除が受けられなくなります。
開業届と同時に出すことができます。
窓口に開業届と青色申告承認申告書を出す
いよいよ提出です。
記入個所を記入に不備がなければ、あっさりと受け付けてくれました。
両方を書き終えて、受付に渡すとあっさり受領され、1枚を控えとして返されました。
何かを質問されることもなく、ほんとうにあっさりです。
記入に不備がなければ、簡単に受け付けてくれるようです。
これで、私もいきなり個人事業主です。
【ステップ3】会計ソフトを選ぶ
帳簿をつけるための会計ソフトを選びました。
最初は無料のソフトを使っていたのですが、なんだか不安になり、有料ソフトに切り替えました。
どのソフトにするか悩んだのですが、「やよいの青色申告オンライン」にしました。
「クラウド会計freee」「マネーフォワード」とも迷いました。
私の決め手は、「やよいの青色申告オンライン」は初年度無料で使うことができることです。
もし自分に合わなかったら、翌年度は別のソフトに変更しよう、そう思って決めました。
その場合、「やよいの青色申告オンライン」を継続しないことによる、キャンセル料などはかかりません。
\「やよいの青色申告オンライン」を公式サイトで詳しく見たいかたはこちら/⇒公式HP
確定申告するために、毎年行う事
以下の3ステップを毎年繰り返します。
①領収書をもらう
私には職場にフリーランスの先輩がいたので、何をしたら良いか聞きました。
教わったのは、「とにかくレシートは取っておくこと!」です。
事業で使ったお金でも、基本的には領収書が無いと経費として認められません。
領収証やレシートは必ず保管しておく、ということを肝に銘じています。
クレジットカードの場合は、カードの利用明細書が領収証の代わりになります。
領収書を保管する方法は何でも良いです。
税務調査が入った時にわかるようになっていれば良いとのこと。
私は、月ごとに並べて、クリアポケットにまとめて入れています。
余談ですが、私が領収書を入れるのに使っているのは、無印のパスポートケースです。
領収証が少なめの方にお勧めです。
②帳簿をつける
帳簿をつけるのが、一番厄介ですよね。
私は最初は自己流でやっていたのですが、日付の付け方が間違っていることに気付き、全部やりなおしになりました。
その後、1冊本を読みました。
自己流で間違っていると、後から全部やりなおさなきゃいけなくなったりして、大変です。
1冊本を買って読んでみることをお勧めします。
帳簿のつけかたはこちらにまとめました。
帳簿なんて難しそう!って思いますが、意外と簡単につけられますよ。
③決算書を作成する
2020年も終え、いよいよ決算を行います。
実際にやってみて、こちらにまとめました。
④e-Taxで送信する
マイナンバーカード無しで、決算書を送信しようとしたのですが、どうしたらよいかわからず、悩みました。
色々と考えた結果、マイナンバーカードを取得することにしました。
以下の記事に理由をまとめました。